ブライトアップ・クロックは、光と音で起きることができるようになる目覚まし時計として人気があります。
真四角でも丸型でもない縦長のデザインが印象的で、最大30,000ルクスもの照度となることが特徴の光目覚まし時計です。
ブライトアップ・クロックにはどのような特徴があるのか、本当に起きられるのかその効果について、見ていきましょう!
また、プリウェイク機能というものが搭載されているのですが、こちらはどのような機能なのかについても、チェックしていきたいと思います。
この記事の目次
ブライトアップ・クロックⅡの特徴は?
では早速ですが、ブライトアップ・クロックⅡの特徴についてチェックしていきましょう!
- プリウェイク機能搭載
- 最大30,000ルクスの高照度光
- 目に優しい自然な光
- 幅広い照射範囲
- ブライトライトME+と同じ会社が製造販売
ブライトアップ・クロックにはこのような特徴や効果があります。
LEDではなく、特殊蛍光管を使用しているのですが、その理由はどのような点にあるのかということについても、同時に見ていきたいと思います。
プリウェイク機能搭載ですっきり起きられる
まず、ブライトアップ・クロックの大きな特徴であるプリウェイク機能についてです。
プリウェイク機能とは、睡眠リズムを瞬間的な光の刺激によって調整し、目覚めやすくするということを目的にしているものです。
睡眠時には、レム睡眠とノンレム睡眠を約90分ごとに繰り返しています。
眠りの浅い状態はレム睡眠と言い、この時間に目が覚めるとスッキリ爽快に起きられると言われています。
プリウェイク機能は、設定した時間の90分前にライトを短時間点灯させることで、レム睡眠を誘発し、実際に設定した時間にはレム睡眠状態から起きられるようにするというものです。
このプリウェイク点灯時間は1秒から60秒まで設定が可能となっています。
長く設定しすぎると目が覚めてしまうことがありますので、適度な長さに設定するように注意が必要です。
最大30,000ルクスの高照度光
ブライトアップ・クロックの発光面照度は、なんと約30,000ルクスにもなります。
30,000ルクスもの照度で起こしてくれるため、快適な目覚めを体験することが可能です。
※30cm離れた場所では3000ルクスとなります。
聴覚障害がある方でも、通常の蛍光灯やLEDライトよりも明るいため、枕元に設置することで目覚めることができるとのことです。
目に優しい自然な光
LEDにはブルーライトが含まれているため、あまり良くないと言われていますよね。
ブライトアップ・クロックは特殊蛍光管を使用することでブルーライトを抑え、紫外線をカットしています。
また、Ra93という高品質な自然な光で、安全性の高いものとなっています。
紫外線は目にも身体にもあまり良くないので、このような点に配慮されているというのは嬉しいですよね。
幅広い照射範囲
LEDの光の特徴として、正面は明るくなるものの、周囲が極端に暗くなるというものがあります。
ブライトアップ・クロックは、特殊蛍光管と独自の設計によって、幅広い範囲を照らせるように工夫がなされています。
ただ、光療法ができるわけではありませんので、体内時計を調節したり、高照度光療法が目的の方の場合には、同社が販売しているブライトライトME+の方がおすすめとなります。
ブライトライトME+と同じ会社が製造販売
ブライトアップ・クロックは、高照度光療法に使用される高照度照明器具として販売されているブライトライトME+と同じ会社が製造販売しています。
目から光をとりいれることで体内時計を調節したり、うつ状態を改善する効果が期待できるブライトライトME+とはまた異なった商品です。
ブライトアップ・クロックは、以下のような方におすすめです。
- 朝起きてもダルさが残っている
- 身体がなかなか動いてくれない
- 朝部屋に光が入りづらい
- 聴覚障害がある
- 目覚めが非常に悪い
このようなことで悩んでおられる方には、ブライトアップ・クロックがおすすめです。
プリウェイク機能によって気持ちがいい自然な目覚めを体感することができます。
実際に購入して試してみました
でかい。w
これがまずの感想です。←
姉妹品のブライトライトME+よりコンパクトなブライトアップクロックⅡ。
その効果や設定のやり方などしっかりとレビューしていきたいと思います。
設定レビュー編
せっかくなので届いた箱を測ってみます!
やっぱりでかい。w
さて中を開けると
もたもやでかい箱。w
梱包はばっちりです!
思っていたより本体も大きい。1Rの私の部屋…大丈夫なのかw
本体の長さも測ってみました。
やはり高さが結構あります。ほどほどに安定感はあるのですが、より安定感を増す為の黒い底プレートも付いているので組み立てます。
このポッチリを、本体底のこの穴にはめて
ドライバーでネジを止めます。
こんな感じになればOK!
前からは黒い部分が見えないのでデザインの邪魔はしません。
完成です。安定性は先ほどより増しました◎
設定していく前にこの画面のフィルムは取ってしまいましょうね!
貼ったままだといずれベタベタして汚くなってしまいます。
説明書が2枚付いています。
とりあえずの簡単な説明書と、より詳しい取り扱い説明書です。
取扱説明書の裏面には
保証書がついているので無くさないようにしておかなくては。
こういった配慮は嬉しいですね。
さてさて設定です。 結構簡単でしたよ^^
モードを押す回数で各設定が行えます
- 1回押すとアラーム音のON・OFF 設定
- 2回押すとディスプレーの明るさ設定(6段階)
- 3回押すと冒頭で説明したプリウェイク設定
- 4回押すと現在時刻設定(時)
- 5回押すと現在時刻設定(分)
- 6回押すと時刻の表示方式設定(24時間表示/12時間AMPM表示)
ちなみにモードを1回押してみるとこんな感じで表示され
進む・戻るのボタンで簡単に設定することができます。
手動点灯する場合はON・OFFのボタンを2秒以上長押しすることで光らせることができます。
消灯するときも同じボタンを長押しです。
自動消灯タイマーもあり、OFF Timerと書いてあるボタンを押して時間を設定すると
目覚ましで設定した時間になってOFF Timerで設定した時間が経過すると
自動で消灯します。
自動消灯タイマー
…目覚ましとして発光した光はOFFタイマーで設定した時間光れば消灯してくれる機能。
手動点灯していない時のOFFタイマーで設定可能。
スリープタイマー
…手動点灯した時に寝てしまっても設定した時間後には消灯してくれる機能
手動点灯中のOFFタイマーにて設定可能
ちなみに照度は一定なので調整することはできません。
夜本を読んだりする為に使用すると明るすぎて寝付けなくなってしまうことも。笑;
さて肝心な目覚ましの設定ですがON Timerで設定します。
この目覚ましはプリウェイク機能を使用しなければ、(プリウェイク機能についてはこの記事の最初の方をチェック!)
設定した時間ちょうどに発光し、ONOFFボタンの長押しで消灯するという目覚まし機能です。
光目覚ましとしての照度・効果レビュー編
ブライトアップクロックⅡの特徴は背の高いボディとその照度の高さにあります。
今からは照度に焦点を当ててその効果やパワーを見ていきたいと思います。
ブライトアップクロックⅡは背が高いので横の幅だけでなく高さも広範囲で照らすことができます。
特殊蛍光灯を使用しているので光の色はやや青っぽいです。
スイッチを入れるとまぶしい程の光が!
30cm離れた場所で3000ルクスあるというブライトアップクロックⅡ、その30cm地点に本を置いてみました。
背が高いこともあり、その明るさはややふんわりとしています。
問題なく文字を見ることができます。
こちらは60cm地点。
問題なく明るく、あ~この光だったら起きちゃうだろうなって分かる明るさです!
60cmのところでこれだけ明るければいいですね!
姉妹品の高照度光療法に使用されているブライトライトME+よりも照度は劣りますが
このブライトアップクロックⅡも全然負けてはいません。
光るその瞬間を動画におさめてみました。
ね、これ、絶対起きちゃうでしょ?笑
さてさてそんな感じで私は3週間連続でこのブライトアップクロックⅡを使用しました。
使い始めのその日にすぐ光で起きることができましたよ^^ 光目覚まし時計としての効果は抜群です。
アラーム音の設定は一応していますが、毎日光で起きることができましたので
継続して使用することでアラームは設定しなくていいやってなると思います。
光の具合は申し分なく、快適に目覚めることができますが、使っていて少々不便に感じたことがありましたので下にまとめていきます。
使って分かったブライトアップクロックⅡのデメリットを暴露
大きすぎる・倒れる
分かってはいましたが、やはり大きいです。縦に長いので1Rの部屋には少々の圧迫感も。
足が当たったりすると簡単に倒れてしまいますので、ちょっと危ないのも心配です。例えば地震がきたりしたら怖いですよね。
なのでお子さんへの使用にはおすすめできません。
プリウェイク機能の光量
プリウェイク機能でよりよい目覚めを図れますが、ブライトアップクロックは光量が一定なため
弱い光を演出したり選んだりすることができません。
その為いきなり物凄い光量で光るので目が覚めてしまうことも。
蛍光灯の交換が必要
ブライトアップクロックはLEDではなく特殊蛍光灯を使用している為、交換が必要になってきます。
約1000時間持ちますので、一日2時間使用したとして約一年半。
切れたときは交換が必要でその際の金額が2本セット約2700円。買う場所によって金額は変わりますが
特殊な蛍光灯な為ちょっとお高く、注文したり替えたりちょっと面倒です。
ちなみに交換のタイミングはお知らせ機能でお知らせしてくれますのでその点は優秀。
ディスプレーの場所が…
例えば目覚ましを消すとき、消すボタンが長い本体の一番下にあるのでベッドだと消しにくい。
消そうとしたら倒れる為、いちいち本体を倒して消したり…
例えこれが布団であっても長すぎる本体のせいで本体を支えながらか、横に寝かせての操作に
なる為、ちょっと小さなイライラが溜まってきます。←私だけ?
購入前に知っておきたい3つのこと
電気代はいくらかかるの?
一日2時間使用したとして1カ月約60円前後でしょう。
※1kWh/27円計算
蛍光灯の交換時期は前もって分かる?
ディスプレーにTUBE CHANGEの文字が表示されますので前もって知ることができます。
注意点としては、完全に蛍光灯が切れる前に(寿命の1000時間前に)使用頻度や使用状況によっては照度が低下する可能性があります。
蛍光灯の寿命は約1000時間です。
保障内容
1年間の無料修理保証が付いています。
ただし例外もあるので保証書を注意深く読み、無くさずに持っておくことが重要です。
まとめ!目覚まし効果は期待できる?
照度は十分にあり、照度範囲も広いので目覚まし効果は高いと言えます。
眠りが浅いレム睡眠の時に目を覚ますことができるように光で調整してくれるプリウェイク機能も嬉しいですね!
ただ目が覚めるだけではなく、スッキリと気持ちがいい目覚めが期待できる商品です。
光目覚まし時計の中には小型でありながら照度が3500ルクスあるインティフォーや、
高照度療法に使用できるブライトアップクロックⅡの姉妹品ブライトライトME+など種類はたくさんありますので、
信用できるレビューやランキングを見て、自分に合った光目覚まし時計を見つけてくださいね^^
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