- ウルサイ目覚ましの音が鳴り響いても起きられない
- どうしても二度寝してしまう
- 起きてから身体がダルくて気分が悪い
など、このような悩みがある方も多くおられると思います。
毎日忙しく働いている方などは、やはり睡眠時間も睡眠の質も低くなってしまっているのではないでしょうか。
そんな方は、「朝しっかり起きられる・寝起きが良い・スッキリ気持ちよく目が覚める」と言われている目覚まし時計があることをご存知ですか?
それは”光目覚まし時計”というもので、音ではなく光で起こしてくれる目覚まし時計なのです。
ただ、「光で起きるって何?」と疑問に思いますよね。
ここでは、光目覚まし時計について、どうして光で起きられるのか等、見ていきたいと思います。
光目覚まし時計ってなに?
光目覚まし時計とは、起床する際に光を身体(目)にあてることで、体内時計をリセットさせるものです。
そうすることで、人間が本来もっている生体リズムを整え、すっきりと目覚めることができ、自然に眠ることができるようになります。
音で起こされるのは不愉快なものがありますが、太陽の光のようなおだやかな光で目が覚めるというのは、大変気持ちが良いものです。
寝ているのに目に光をあてるの?
寝ているのに目に光をあてて何の意味があるんだと思われる方も多いのではないでしょうか。
今目を閉じてみていただけるとお分かりいただけると思うのですが、目を閉じても部屋の明るさを何となく察することができますよね。
このように、私達は”目で光を感知する”ことで、体内時計を調整しているのです。
ただし、体内時計は1日じゃ調整できない
ただし、体内時計を調整するためには1日ではたりません。
少しずつ光で起きることに対して身体に慣れてもらわないといけないため、ある程度の日数が必要になります。
そのため、初めのうちはいつもの目覚まし時計を併用する形でセットしておかなくては、寝坊してしまう可能性もありますので注意してくださいね。
即効性がないという点は残念ですが、光で起きられるようになり体内時計が整えば、そのあとは快適な目覚めが待っていますよ!
どうして光で起きられるの?
では、どうして光をあてることで起きられるようになるのでしょうか。
体内時計の調整も関係していますが、もう一つ、睡眠に関するホルモンが関係しています。
メラトニンという眠気に関与しているホルモンは、分泌が促進されると眠くなり、分泌が低下すると目が覚めるようになっています。
明るい光を浴びると、目が覚めたという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
2,500ルクス以上の照度の光を目から取り入れることで、メラトニンの分泌が低下し、代わりにセロトニンという目覚めを促すホルモンが分泌されるためなのです。
このことで体内時計がリセットされ、1日の目覚めと睡眠のタイミングをコントロールしているのですね。
雨の日や日陰の部屋では光が入らない
朝カーテンを開けてくれるロボットのようなものがいたらいいのでは?といった声も出てきそうですが、カーテンを自動であけても何も変化はありません。
というのも、日の出の時間をコントロールできるわけではありませんし、雨の日や日陰の部屋では光が差し込まずに暗いままですよね。
そうなると、光を目から取り入れることができず、体内時計が調整できなくなってしまいます。
さらに、メラトニンの分泌も低下しないため、なかなか起きられないという事態に陥ります。
光目覚まし時計であれば、日の出時間をコントロールするかのように、設定時間に明るい光をあびることができるため、天気や日の出の時間、立地条件など関係なく、体内時計を調整することができるというわけです。
光目覚まし時計は2,500ルクス以上がおすすめ
照度の基準として、ルクスという単位があります。
先ほどもご説明しましたように、メラトニンの分泌を低下させて体内時計を調整するためには、2,500ルクス以上の光を目からとりいれることが大切になります。
つまり、光目覚まし時計が発する光の照度も、2,500ルクス以上が望ましいということです。
もちろん、それ以下でも起きられないわけではありませんが、目覚めのスッキリ感に違いが出たり、二度寝してしまう可能性なども考えられます。
このような、目覚まし時計ばかりが販売されているわけではありませんが、気持ちいい目覚めにするためにも、できれば2,500ルクス以上のものを選ぶようにしましょう!
【徹底比較】気になる光目覚まし時計ランキングはこちら
コメントを残す